id:shidaiさんより遺伝と性格についての話が出たので、
ここで、そもそも「性格」というコトバが何を意味するのか、
僕の考えを述べておきたいと思う。
仕事が忙しく、きちんと文章にするだけの時間がないので、ちょっと箇条書きに。


性格ってのは実在するもんじゃないと思う。っていうのも、性格ってのは概念だから。
性格は結果の累計とそこからの推測をまとめたもんかなあって。
ここでいう結果ってのは、今までの行動・言葉・考え方をグラフにプロットし、それを線でつないだようなもの。
その結果のグラフを見ると、なんとなく続きが予想されるので、それも性格ということにされるかな。
注意したいのは、このグラフは、ある絶対的な一人だけが書いてるもんじゃなくて、性格を語る人それぞれが独自に書いてるということ。
あるAさんの友達Bさん(2年前から付き合いがある)は、Bさん自身が2年間プロットした結果に基づき、Aさんの性格を語る。
あるAさんの職場の同僚Cさん(5年前から同僚)は、Cさん自身が職場において5年間プロットした結果に基づき、Aさんの性格を語る。
あるAさんは、Aさん自身が自分の記憶のある限りの期間プロットした結果に基づき、自分の性格を認識する。


人によっては、血液型その他で、プロットしたデータも無しに、性格を語られることもあるだろうけどね。


なんせ、性格は飽くまでも相対的だと思う。


んで、グラフの線分が性格なのだから、一定の時間が流れてることが前提となる。点のままだと性格じゃない。
時間の流れが前提となるから、それと表裏一体の「記憶」の有無も、性格には不可欠。
見る人の記憶があるから性格という概念がある、かも。


(気が向いたら、時間あるときに整理して語りなおしたい。。。)