専門医が語る 毛髪科学最前線 (集英社新書)

専門医が語る 毛髪科学最前線 (集英社新書)

久々に新書読みました。おもろかったです。
阪大の皮膚科医が脱毛の仕組み等について
そこそこ真面目に語ってます。


以下この本でわかったこと。(ホンマかどうかは知らんけど)


・壮年性脱毛症の仕組み。
→ヒゲを濃くするホルモンの作用が、毛髪を薄くする。※
→毛穴に脂が詰まるから抜けるのではない。
→ストレスが原因ってわけでもない。
円形脱毛症については、因果関係無くはないけど…)


プロペシア爆笑問題がCMやってる対象薬)は結構効く。
(2〜3年の服用継続で8〜9割の人に何らかの改善が
 見られる。とのこと)
・同薬は保険適用外。約1万円/月。
・同薬は、上記※のホルモンの作用に働きかける
 ものなので、妊娠した場合の胎児へのリスクが
 高くなることから女性には禁忌。
・ってか、女性も男性性脱毛症になる。(原因不明)


・髪にまつわる迷信について
→ワカメが髪にいい、なんてことはない
→白髪を抜くと白髪が増える、なんてことはない
→ストレスで白髪になる、なんてことはない
→頭皮を刺激すると髪が増える、なんてことはない
→白髪の人はハゲない、なんてことはない、など